ミカエル&ダニールセミナーが近づいてきました。
せっかくなので、システマ(Система)のトレーニングでよく聞く身体の部位と、それにまつわる?ロシア語をみてみます。 モスクワ本部で土曜の午前中を担当しているインストラクター、Lev IvanovがYouTubeで本部のトレーニングの様子を配信しています。ミカエルの動画もあがっているので、ご覧になったことがある方もいるのでは。 本部でのトレーニング、楽しそうな様子が伝わってきます。 いいですよね~。 今回は、その動画のタイトルから、ミカエルがセミナー中によく使う言葉をひろってみます。 ちなみに、レフのYouTubeチャンネルはこちら Russian Martial Art Lev Ivanov さて、以下はあくまで参考です(笑) 実際の動画のURLも貼りましたので、気になったらご覧いただいて確認してみてください。 タイトルそのもの、またはワークの解説が英語でなされているので、「英語と違う!」「システマ的に違うだろ!」といったツッコミがあるかもしれませんが、ロシア語素人なのでおゆるしを(爆) ◆Два варианта работы внешней формой тела и внутри тела 冒頭のДваは数字の「2」(=ドゥバ)。 телаは「身体、肉体」(ティアラ)。 日本でのセミナーでミカエルがよく「ティアラ」といっているのが聞こえます。体をこうして…とかいっているのかな、と思って聞いています。 ちなみに、2の後の「варианта」は、「方法」(=バリアンタ)、「работы」は「働き、作用」(=ラボゥティ)、「формой」(フォールモイ)は英語でいうフォーム、「внешней」は「外側」、「внутри」は「内側」。 英語の解説では、エクスターナルとインターナルという単語が出てきていました。加えて「2つの方法」…なんとなく、動画の内容がイメージできますね。 ちなみに「и(イ)」は、「~と~」、andの意味です。これはよく出てきそうですね。 実際のYouTubeはこちら ◆Принятие руки и ноги рукиは「手」(ルゥキィ)、 ногиは「足」(ノギィ)。 元々、1本ずつだと、「рука」、「нога」になりますが、それぞれ複数形で書かれているようです(多分)。 冒頭の「Принятие(プリニャーティエ)」は、いくつか意味があるのですが、名詞とともに用いる時は「行うこと」という意味になるようです。「手と足でやる」みたいな感じでしょうか。ちなみに実際のYouTubeはこちら ◆Работа без напряжения напряжения(ナペルジーニィヤ)、これ、ミカエルもダニールもよく使うのでぜひ覚えていただければと思います。 「緊張させること」です。5月のセミナーでも、最低1回はいうのではないでしょうか。 元の単語は、「напряжение(ナペルジーニィエ)」。 ちなみに、「без(べズ)」は「~なしに」です。 「Работа(ラボータ)」は「働き、作業、仕事、職、作品」などの意味なので、「動くことを示している」と解釈してよいのでは…と勝手に思っています。 なので、タイトルは「緊張なしに動く」とか「緊張なしに作業?する」という感じでしょうか。 YouTubeはこちら 一文ずつ取り上げてしまったので、字だらけになってしまいました。 読みづらかったらすみません!ナペルジーニィ(緊張)だけでも覚えてください! では今回はこの辺で。 До свидания!(ダスビダーニャ=さようなら!) |
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システマ(Система)のトレーニングで使われる武器の名称、ロシア語ではなんというのでしょうか。
モスクワ本部で土曜の午前中を担当しているインストラクター、Lev IvanovがYouTubeで本部のトレーニングの様子を配信してくれていますが、時折、そのタイトルに武器の名称が書かれていることがあります。 コンスタンチンの著書にもいくつか登場するので、辞書の情報を参考にしつつ、超簡単に紹介します。 ※ここではごく一般的な名称とシステマで聞くものとを併記しますが、誤りや新しい情報がありましたら、ぜひ教えてください! ◆ナイフ…Ηож(ノシュ)男性詞 ※辞書によると、ナイフ、小刀、包丁、刃 これが、ロシア語の特徴である「格変化」によって語尾が変化する上に発音も変わり、さらにナイフが2本以上の複数の場合、また変わります。語尾はどういう理由で変わるかというと「誰々のナイフ」「ナイフで刺す」「ナイフを使って」等の用途で変わります。参考までに、書いてみると… Ηожа(ナジャー)、Ηожу(ナジュ―)、Ηож、Ηожом(ナゾーム)、Ηоже(ナジェー)、といった感じです。 もう原型とどめてないじゃん…とツッコミたくなりますが、ミカエルやダニールのセミナーでナイフワークをやっている最中にこの言葉が聴こえたら、ナイフのことかもしれません。 ◆スティック(杖)…Палка(パールカ)女性詞 ※辞書によると、棒・杖・ステッキとありました。 ◆サーベル…Шашка(シャーシュカ)女性詞 ※Wikipediaやロシアビヨンドをみてみると、元は山岳民族が用いていた刀剣であった、という説が有力のようですね。記事の信ぴょう性はわかりませんが、ご参考までに。【ロシアビヨンド】https://jp.rbth.com/arts/2015/01/23/51793 ![]() ◆刀…меч(ミェチ)男性詞 ◆銃…ружьё(ルゥジヨー)中性詞 ※辞書によると、銃・小銃・鉄砲とありました。ナイフなどと違って聞き覚えや見覚えがないので、もしかしたら違う表現があるかもしれません。見つかった時は、追記します。 ◆スコップ/シャベル…лопата(ラパータ)女性詞 ![]() ◆ナガイカ(コサック鞭)…Нагайка(ナガイカ)おそらく女性詞 ◆ボルチャッカ(コサック鞭)…Волчатка(ボルチャッカ)おそらく女性詞 ちなみに、普通のバージョンは… ◆鞭…кнут(クヌート)男性詞 ◆チェーン…цепь(ツェル)女性詞 次回、24日のふくの山では、次の武器ならぬ道具?を使います! ◆椅子…стул(ストゥール) 次回は、身体の部位について、もう一度まとめてみたいと思います! 今日はこの辺で! До свидания!(ダスビダーニャ=さようなら) ↑日頃のトレーニングを配信中! #システマ #ロシア語 #健康 #Система #Systema #ロシア武術 |
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昨日の話ですが…
facebookで、ダニール・リャブコやコンスタンチン・コマロフが花や数字の画像とともに女性へのメッセージを投稿していました。 一体何があったのかというと、昨日は日本語でいう「女性の日」でした。 ロシア語で書くと、 Международный женский день (国際婦人デー・国際女性デー) となります。長すぎて匙を投げたくなりますが、 単語を分解すると、次のようになります。 ■Международный(メジドゥナロードゥヌィ=国際) ※Между-(接頭語:メジドゥ=~の間)、народный(形容詞:ナロードヌィ=国民の) ■женский(形容詞:ジェンスキー=女性の) ■день(ディエ二=日) この日は、ロシア独自のお祝いというわけではなく、起源はアメリカ、1904年に女性労働者が婦人参政権を要求した日が元となり、世界に「女性の日」として広がっていたものです。 この3月8日という日は、実はロシアにおいてはロマノフ王朝が倒れた2月革命の日(旧暦2月23日)でもあったため、昔は政治的な意味を帯びた記念日だったそうですが、今は政治に絡むことなく、「女性を祝う日」と位置づけられている…と、ロシア語の授業で教わりました。 ナターリア先生によると、この日、男性は女性に、花束とケーキをプレゼントするそうです。 花は、ミモザやチューリップなど、この季節に咲く春の花が一般的とのこと。 黄色く小さくて可愛いミモザの花束をプレゼントされるなんて、いいですね(*^_^*) ●この日、時期的にもホワイトデーのようなイメージですが、バレンタインデーに似たロシア・オリジナルの「男性の日」もあります。 毎年2月23日、近年では「祖国防衛者の日」と呼ばれているようです。 ロシア・ビヨンドによると、この記念日がなぜこの日に制定されたのかは明確でないようですが、記録には残っていない「1918年にドイツ軍を撃退した日である」…という説が定着し、名前を変えながら定着したとか。 しかし、現在では、軍人でなくても一般男性が皆、感謝の対象になる日となっているそうです。 参考記事:ロシア・ビヨンドhttps://jp.rbth.com/arts/2017/02/23/707578 実は国際男性デーもあって、11月19日だそうですが、日本ではどっちもまったく定着していない気がします。 日本は戦後になってようやく婦人参政権が認められたことを思うと…国民性の違いを痛感せざるを得ませんが… まあ、バレンタインやホワイトデーとはまた別に、こういう日を祝ったり感謝したり、というのは、悪くないですね! ↑日頃のトレーニングを配信中! #システマ #ロシア語 #健康 #Система #Systema #ロシア武術 #護身術 |
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