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Moscow 第28回 ザイコクラス(18・19)
今朝と夜のザイコクラス。

朝はスティックを使った練習で、第26回に書いたものと同じことをやっていた。

●2人組で、1人がスティックで攻撃、受ける側が相手の動きをとってからスティック側は動き出す。
最終的には、スティック側をテイクダウンしてスティックを取り上げるところまで。

このワークをまた違う人と練習。今度は感じて動く気の読みあい、というより、「相手が動くと思ったら動く」イメージで練習した。いつもいる方で、英語が話せないためか、まったく組んだことがないサイボーグ009のメンバーのような方がいたのだが、その人とみっちり練習できた。うまく相手とつながれるとジャストなタイミングでするする重さを感じずに動かすことができる。この感じを覚えたい。

■夜クラス
面白かった。何やりたいのっていわれてあんちゃんがモゴモゴ何か伝え、ザイコが目をつぶって壁に向かって歩きだす。
ワークの内容は概ね次のとおり。

・部屋の半分くらいから、目をつぶり、壁に向かって歩く。「全身で感じながら」普通に歩く(手を前に出したり、悪い姿勢で歩かない)
・目をつぶり、部屋の中を、回転したり後ろ歩きをしたり、いろいろな角度へ向かって歩く
・スティックを使って2人組。1人はスティックで攻撃、1人は目をつぶっていた時の「全身の感覚」でスティックをかわしたり、テイクダウンしたり。始める前や攻守が交代した時に、もう一度目を閉じて壁に向かって歩いてみる

いわれたことは、次のとおり。
「(スティックで上から覆いかぶさられる形になっても)背骨を曲げないで。君はよく恐怖で首をすくめたり背骨を曲げたりしてるけど、身体が折れないようにここ(首の付け根辺りか)を恐れからコントロールしなきゃいけない。その方がソフトで、強いパワーが出るから。こんな風に首をすくめたら、動けなくなるし弱いだろう」

自分の真似をされるとよくわかる。
ザイコに背中を叩かれるので(慣れないけれど)なんとか姿勢をよくしようとすると、劣勢が逆転する。力まずとも相手の懐に手が届く。逆に、力んでいると手が届かず、しかも動けなくなり、弱点の塊と化す。4原則が1つずれると、なかなか難しく完成しないということか。


●今日のロシア語
До завтра(ダザーフトラ) また明日

(2017.10.18)

[ 2017/10/20 05:54 ]

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